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OES医療グループ月例研修会

4月15日(日)OES医療グループ(事務局 埜田 芳弘先生)による「OES理論に基づくオーラルリハビリテーション症例検討会」が開催され、午後からは特別講演として兵庫医大教授 青木 彰先生(麻酔医)による高齢者の全身管理・緊急時の対応・静脈確保実習が行われました。
OES歯科治療で重度の不定愁訴から開放された 西 吉高さん(「かみ合わせを考える患者の会」患者代表)は「超高齢社会におけるかみ合わせや、発音機能の大切さがOES歯科治療に於いて、身を持って感じ理解できました。超高齢社会に於いてQOL向上の為是非普及させて欲しい」と参加者を激励されました。
OESでは、咬合は「咬み合っている状態」ではなく、「咬むために必要な力が加わっている状態」とし、「力」の大きさと方向を合理的な状態にする(咬合時に顎間に生じるモーメントを消去し、つり合いを取る)
ことにより最適な咬合状態をもたらす、力(応力)を基本とした咬み合わせの考え方「咬合力学」を基本にしている。この考え方は、補綴を始め保存、矯正、外科、審美、といった歯科のあらゆる分野で必須の物となるばかりでなく、かみ合わせの不調による頭、首、肩、背中、四肢の痛みや腫れにたいしてても、整体治療と平行して咬合治療を進めていく上で重要な考え方としている。

症例紹介

フルデンチャーケース

年齢 63歳 男性 
来院時主訴 何度も義歯を作り直したが痛みと不快感がある。
肉眼的所見 上顎歯槽骨の変形 左右非対称


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咬合の問題点を即発見できることが、オーラルエンジニアリングシステムの特徴
上顎顎提は左右非対称であり、左側臼歯部に曲げモーメント
右側臼歯部に捻りモーメントが働いていることがわかる。
通法によりロウ提を作成、円内のロウ提をマウスピースに沿って調整

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ロウ提調整  左側舌側部にWAXを盛り、右側頬側部を切除する

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プロッターを使用し下顎に人工歯を配列し、上顎を配列する。

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術前                          術後 
つり合いの回復

当初の不調は解消され、良好な咀嚼が可能となった。

OES医療グループでは毎月、会員による症例検討会を行っており、会員外のDrの参加も可能

コメント

従来の咬合理論では、かみ合わせた時に発生する力の方向や、応力に対する明確な観点が無かったが、OESでは、かみ合わせた時の力のつりあい状態を図ることで、臨床に於いて目覚しい治療効果を上げているので、不定愁訴を抱えている患者さんや、難症例の患者さんにはお薦めの方法です。
お問い合わせは
info-query@iwasaki-ds.com  まで。

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