時代は ヘルス から ウェルネス、そして オプティマルヘルス (最善の健康)へ
こんにちは。先日、日本デンタルショー(11月14日~16日開催)へ行ってきました。
「目指せ!健・口・美・-未来に向けた歯科医療-」をテーマに華々しく開催されました。
先般の第60回近畿北陸地区歯科医学大会のテーマ「21世紀の健康を支える歯科医療-オプティマルヘルス-を求めてでもご紹介させていただきましたが、未来に向けた歯科医療が問われています。
時代のニーズはヘルスからウェルネス、そしてオプテイマルヘルスへと変化しており、歯科医療は口腔の健康から全身の健康へとライフステージを通して重要であり、高齢化、審美性、予防思考などに対するニーズが高まり、人々の意識の変化に伴い歯科医療も変化していこうとしています
■このままでは寝たきり老人に!?
「長寿国日本」は米国よりも平均寿命は長いのですが、寝たきり老人の数は米国の約5倍(人口比では10倍)もおり、生活習慣病の患者数も圧倒的に多い現実をご存知でしょうか?「健康先進国米国」では、不健康で長く生き続けるという考えから進歩し、「人間として最善の健康状態で豊かな生活を楽しむところに価値がある」というコンセプト(オプティマル・エイジング)が国民全体に認識されています。
■オプティマルヘルスは食生活から
≪かけがえのないあなたの人生、最高のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を!≫
オプティマルヘルスとは、心も身体も生き生きとし、70歳なら70歳で作りうる最善の健康、つまりその時の年齢での人間として最善の(Optimal)健康状態を「生涯続ける」ことです。米国では行政だけではなく、国と国民が一体となり条例を制定し「ヘルシーピープル運動」などの展開により、10年間で高齢者の要介護者を120万人も減らし、医療・介護のための国家予算を大きく減少させる事に成功しました。つまり、巨額の医療費や介護予算を組み直す「対症療法」ではなく、根本的な「原因療法」を国民とともに見出したのです。また一番大きな収穫は、「多くの米国民が自分の力で生活でき、余生を送れる喜びを手にした事」にあるのです。
健康とは何か?...『健康とは身体的にも精神的にも社会的にも完全に良好な状態をいい、単に病気がないとか病弱でないということではない。』 ※WHO(World Health Organization/世界保健機関)憲章から
レベル1 ヘルス...単に病気でない状態(治療)
レベル2 ウェルネス...病気を予防する状態(予防)
レベル3 オプティマルヘルス...病気を予防し、さらに最善の健康を維持する状態(増進と維持)
これらのなかでも、とくに栄養については、毎日食事をすることからか、大丈夫だろうと軽視されがちですが、日本においては食生活の欧米化、多様化に伴い、本来の日本人の食生活を基に長年創られてきた身体の安全が犯されています。
More
今、まさに歯科医療は健康の入り口といえる重要な時期に来ており、食生活、生活習慣など、全身の健康管理へと関与していくことで、今後の歯科医療も益々変化していくことでしょう。