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2007年9月アーカイブ

9月17日タカラデンタルフェアーにおいて木原敏祐先生の講演に引き続き
木原歯科医院勤務、大阪SJCD歯科衛生士コース講師の、牧江寿子さんが
「成功する歯科医院におけるスタッフの役割と喜び」と題し講演されましたので
ここに概要をご紹介します。

「成功する歯科医院におけるスタッフの役割と喜び」 牧江寿子講師

患者さんに喜んでもらうことを最高の喜びとしています

トリートメントケアーに対する考え方
診断を確実にする(原因の究明)
治療ゴールを明確にする(架空の理想像ではなく現実の理想像)
画一的な治療計画ではなく連続性がある

メンテナンスには
・予防的メンテナンス
・治療後のメンテナンス
・妥協的メンテナンス  があり
メンテナンスとはバイオフィルムをとること
バイオフィルムを除去するには機械的除去が最適です
歯肉縁上プラークを除去することが健康を保つ秘訣
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)後、3〜4ケ月患者さんの状態に
合わせたリコールが大切
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、大半の衛生士は
ポリッシングと思っている
パターン化したクリーニングを行うのではなく
個々の患者さんにあったクリーニングを行うことがプロの衛生士
縁上は染め出しを行い(歯肉に着色しにくいプラークサーチがお薦め)
ソニックブラシでクリーニングを行う。
インプラント体にはソニックインプラントを使用

染め出しクリーニングの利点
キャリアに関係なく誰でも確実にクリーニングできる
沈着物がない場合、研磨剤は必要ないので歯面を傷めずにすむ
染め出しの第一目的が磨き残しを指導するためではなく
クリーニングのためなので、患者さんに与えるプレッシャーが少ない
クリーニング前と後の状況を患者さんに視覚的に確認してもらえる

プラーク除去には各社から音波ブラシが発売されていますが
ソニケアーをプロユースとしてお勧めします
ポリッシングブラシよりきれいに取れますが
歯肉の薄い方には傷をつけるので注意が必要です
縁下は、ヒューフレディEXD2 と タイタンN135 を活用している

予防で来てもらうには
PMTC後の爽快感を与えることと痛くしないこと

妥協的メンテナンス
歯根分岐部病変のメンテナンスなど
Drの診断と治療計画を把握し患者さんをモチベートし
患者さんにとって何がよいかを選択する相談役となることが大切

上達するには、常に歯石の感覚を気にしてフラップしたときや
抜歯に至ったときでも状態を目で確認し手の感触を養うようにしている

歯科衛生士がプロフェッショナルケアーを行うために必要なこと

経営者
1、 アポイントメント
2、 器具機材
3、 ケアー専用チェアー(個室ならさらに良い)
4、 費用対効果

歯科衛生士
1、 個々の患者さんに情報提供するための知識
2、 治療にかかわる知識と判断力(優先順位)
3、 技術
4、 コミュニケーション能力
5、 費用対効果

仕事の評価はリコール患者の定着であり、
大切なことは誠実さ
患者さんが健康になっていただきたいという思いです

9月16・17日タカラデンタルフェアーは250名以上の来場者があり
特に木原敏祐先生の講演は満席になるほどの盛況振りでした

日本の経済は目先の成果を追い求め即結果が出ていた時代を経て
バブル崩壊とともに人々の関心は物から心へと変化し自分らしさや
自分らしく生きることが求められる時代となり、 「成功とは何か」
「人生において何をもって成功とするか」ということが問われる中
今回は、「成功する歯科医院を構築するために」というタイトルで講演されました
ここに概略をご紹介させていただきます

歯科界の現状・歯科界を取り巻く環境
歯科医院の乱立、毎年2000人以上の卒業生
人口減少問題 
保険点数下降(医療費削減)
自費の伸び悩み
情報の反乱(何が正しいか) etc.

医院の2曲化

悪循環の医院
患者が少ない〜増やそうとする
働く時間を多くしようとする

好循環の医院
患者を少なくし一人ずつに最適の治療を行う
メンテナンスの患者が増えリピーターが多くなる

保険診療とは
経営者にとって数がすべて
昭和30年につくられた制度
国にやらされている医療
資本主義の中の社会主義

本当の歯科医療を提供できるか
保険料を払えない患者が増えているが、患者は、本来治療を受けたい
高い保険料を払うより必要なときに払うという人も出てきている
その人にとって何が必要かを考えずに処置をしてきた結果
日本人の口腔内は先進途上国より悪いといえる

自費治療とは
内容がすべて
今、現在の最善を尽くす
患者と術者がお互いに選択する
自由主義の中で責任を持って行う

開業・改装のコンセプト

開業の条件
歯科医としてのオプションがそろっているか
歯周、エンド・補綴
診断ができる、テクニックを持っている
人の気持ちがわかる

改装の条件
仕事の方向性が決まっていてる 医療は日進月歩、時代遅れになっていないか
人生設計が立っている
自分のやりたいことがわかっている

木原Dcの場合
できるだけ目立たないようなデザインに
落ち着いてじっくり仕事ができるように
オペも快適に過ごしてもらうため快適なチェアーの導入(2時間ぐらい寝ていてもつかれないように)
チェアーだけでなく環境として整える
テクニシャン、衛生士を育てるためにはちゃんとした仕事を与えることが必要

成功する歯科医院とは
患者のニーズに答える
患者を感動させられる
仕事が前向きに進む
プロとしてのプライドがある
患者が行きたい医院である(片道3時間かけて車で来る患者もある)

治療において何を持って成功とするか
・Esthetic
 患者が満足する審美性
・Function
 かめる
・Structure
 壊れない 外れない 自然の構造はどうか 長期間持ちこたえられるか
・Biology
 健康な状態を維持すする
 害を与えない

理想的な治療のゴールとは
安定した天然歯列

トリートメントプランに対する考え方
診断を確実にする(原因の究明)
治療ゴールを明確にする

これからのKEY POINT

インプラント
インプラントは固定式の支台歯として必須
誰もが入れ歯はいやだ、入れ歯になったとしても噛みたいと思っている)

矯正
矯正は環境を整えるために必須
(根本的な環境が悪ければ何をしても良くならない)

審美補綴
審美補綴は患者の要求として必須
(どうせ人工物が入るのなら醜いよりは綺麗なほうがいい)

今までの歯科治療
患者にとって(痛い長い高い)
術者にとって(気が重い、終わらない、言いにくい)

これからの歯科治療
患者にとって(痛くない・早い・価値がある)
術者にとって(気が楽・回数が少ない・自身がある)

患者さんがどちらを選ぶかは明白で、ますます医院の差が大きくなる
何をすればどうなるかをよく把握すること

ラボにとっても医院にとっても短時間でより正確であり術後に
「審美性、機能性、構造的安定、生物学的安定」
が得られなければならない
どちらにとっても最低80点以上、どちらかがそれ以下ではいけない

Drはテクニシャンの仕事テクニシャンはDrの仕事
Drは衛生士の仕事衛生士はDrの仕事
お互いの仕事を理解した上で進めることが大切
お互いに足を引っ張ることがないように
MIコンセプトの共有
みんなが楽しそうにj
患者さんが苦しそうな顔をしている医院は消えてなくなる
おいしいいところだけではなく、きっちりと学んでほしい

以上、木原敏祐先生講演会「成功する歯科医院を構築する為に」より
どの時代も、基本が大切ですね、弊社におきましても、医院のサポーターとして
歯科材料の供給にとどまらず、先生方の夢の実現に、来院者の笑顔のために
お役に立つよう努めてまいります。

9月8日、白水ファミリーストアー総会が開催され、熊谷崇先生に「魅力的な歯科界の再建」と題し、
企業、商店向けにご講演をいただき、感銘を受けたのでここに紹介させていただきます。

「魅力的な歯科界の再建」
「なぜ、目本の歯科医療は混迷しているのか」
医療法人杜団目吉歯科診療所 理事長 熊谷 崇

今、日本の歯科界は混迷した状況下にある。
多くの歯科医療機関は、その生き残りに右往左往している。
年収300万以下の歯科医師がもはや少数ではなくなった。
こうした歯科医療界の混迷の原因を、歯科医師の増加や歯科医療費削減を断行した歯科医療政策と考えている人も多い。
若い歯科医師や歯学部の学生たちは、自分たちの未来に不安を抱えながら過ごしているのが現状だ。そして、そのような歯科医療を取り巻く業界にも当然のことながら先行きに暗雲を感じている人が多い。
しかし、目本の歯科医療がこのような状況になったのは、単純に歯科医師の増加や歯科医療費の削減だけが原因なのだろうか? 私は、この現状が生まれた背景には、もっと大きな間題が潜んでいると感じている。つまり、これまで私たちが何の疑いもなく行ってきた歯科医療そのものの考え方に間題があったのではないかということである。
これまで行ってきた歯科医療は、本当に多くの人々の口腔の健康に寄与していたのだろうか。
歯科治療を繰り返しても、結果的に多くのお年寄りが無歯顎となっている現実を真正面から受け止める必要がある。これまでの歯科医療には、目の前の齲蝕や歯周病をどう治療するかという狭い視野しか持ち合わせておらず、歯科医療を行うことの本当の目標を考えることをしてこなかった。
バイオフィルム感染症であり多因子性の慢性疾患でもある齲蝕や歯周病に対してつめるかぶせる抜くだけを繰り返すやりっ放しの治療は、病気を根絶する力にはなり得なかったことを重く受け止めて、歯科医療が本来持ち合わせているはずの公益性を杜会に示すことが必要ではないかと考えている。
経済界では、これまで利益追求が是とされてきた。多額の利益を上げたものが能力あるものともてはやされてきた。しかし、今は、已の利益だけを追求するだけでは、企業として生き残れない時代になってきている。それは時代の変化とともに、企業の杜会的責任(CSR)が間われ始めているからだ。
歯科医療機関も例外ではなく、歯科医療を支える各企業もまた例外ではない。いわぱ、医療や企業がめざすそれぞれの理念に、杜会的責任や公益性を明確にすることが求められている。
そして、そのような姿勢が認められた時にはじめて、正当な歯科医療の価値もまた認めてもらえる時代がやってくると考えている。  (熊谷 崇先生講演内容趣旨より)


日吉歯科診療所 ドクター.熊谷崇 歯科情報ホームページ

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